2023-10-07
不動産査定書とは、その名のとおり不動産を査定した結果が記載された書類です。
不動産査定書には2種類あるため、それぞれについて解説します。
不動産仲介会社が作成する不動産査定書は、主に売却時の売出価格を決定するために使用され、無料で作成してもらうことが可能です。
裁判などの公的な場面では使用することができないため、注意が必要です。
不動産鑑定事務所が作成する不動産査定書は国が定める評価基準に則って作成されるため、精度や信頼度が高くなります。
公的書類として活用することができますが、作成は有料です。
不動産査定書には、主に以下のような項目が記載されています。
物件概要
物件の住所や面積、最寄り駅までの距離などが記載されています。
査定価格
今売りに出した場合に想定される売却価格です。
査定書によっては、価格に幅を持たせて記載することもあります。
査定価格の根拠
どのようにしてその査定価格が算出されたのかを示すものです。
一般的には、不動産の状態や周辺環境などを総合的に判断して評価をおこないます。
不動産査定書には多くの情報が記載されていますが、そのなかでも重点的に見るべきポイントをご紹介します。
今後買主を探していくなかで、書類やチラシのデザイン性は重要です。
不動産査定書が白黒であるなどで見づらいデザインである場合は、集客におけるチラシも同様である可能性が高くなります。
デザイン性に優れた書類を作成できる不動産会社か否かを判断するポイントでもあります。
査定価格自体よりも、算出された根拠が明確であることのほうが重要です。
さまざまな要素が絡んでくることから一般人には難しい内容ではありますが、一つ一つの算出過程に矛盾がないかは確認するべきでしょう。
提示された査定価格であれば、どれくらいの期間で売却できるのかという成約時期も確認しましょう。
自分自身の売却計画に即した時期に売却できるよう算出してもらうことが大切です。
不動産の売却を検討されている方にとって、不動産査定書の内容を理解することは必要不可欠です。
不動産査定書によって、その不動産会社の良し悪しがわかると言っても過言ではないため、見るべきポイントを押さえたうえで活用しましょう。
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