不動産売却でお墓に近いとどうなる?価格への影響とメリット・デメリット

2023-10-08


不動産売却では周辺環境が重視されるため、お墓が近いことで不利に働くことも否めません。
物件の近くにお墓があると、どのくらい価格に影響があるのでしょうか。
今回は不動産売却をお考えの方に向けて、お墓に近い不動産の価格への影響、メリット・デメリットと売却の際の注意点をご紹介します。

不動産売却でお墓に近い場合の価格への影響とは?

不動産売却では、お墓に近いことで価格が下がることもあります。
お墓は、ゴミ処理場や葬儀場などと同様に嫌悪施設に該当し、告知義務があります。
騒音などの実際の害があるわけではありませんが、お墓の近くは心理的に避けたいと思われる方が多いため、一般的には価格が下がるでしょう。
具体的には、相場価格から2割から3割程度下がってしまうことが多いです。
なお、嫌悪施設には明確な定義があるわけではなく、お墓があっても気にしないという方もいらっしゃるので、絶対に売れないというわけではありません。
駅近などのほかに有利な条件があれば、価格を下げることなく売却することも可能です。


不動産売却でお墓が近いときのメリット・デメリット

物件がお墓に近いというだけで敬遠されてしまうこともありますが、実はメリットもあります。
まず、お墓は古くから存在しているため、地盤が強く災害が少ないエリアであることが多いです。
周辺が閑静な住宅であることも多く、静かな環境を望む方にもおすすめです。
周辺にマンションなどの背の高い建物が建って、住環境が悪化するリスクも少ないでしょう。
静かな環境ではありますが、やはり夜は寂しく、人通りが少ないことで不安に感じられる方が多いところがデメリットです。
また、お墓参りが集中する時期は、渋滞や路上駐車などにより生活がしにくくなってしまいます。
お墓があまりに近すぎる場合は、窓からの風景や鐘の音、線香のニオイも気になるでしょう。


お墓が近い物件を不動産売却するときの注意点

お墓が近い場合、不動産売却における注意点としてお伝えしたいのは、買主への告知義務を果たすことです。
先ほどもふれたように、嫌悪施設には明確な定義はありませんが、多くの方が気にされることなので、事前に伝えるのが無難でしょう。
次に価格設定における注意点ですが、値下げ交渉される可能性が高いことから、売り出し価格を低く設定しすぎないことがポイントです。
2割から3割安くなることが多いため、最初は相場価格あるいは1割減程度での売り出し価格が妥当でしょう。


まとめ

不動産売却では、お墓に近いと価格が下がる傾向にはありますが、物件の需要は立地や土地の形状、その他の周辺環境などを加味して総合的に決められます。
不動産活動が苦戦する可能性も高いですが、スムーズに売却したい場合は、ぜひ弊社までご相談ください。


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